Addiction Report (アディクションレポート)

覚醒剤の記事一覧

なぜ「覚醒剤の使用」は犯罪なのか――かつて薬物が“節度の問題”とされた時代

「覚醒剤」という単語には、常に「犯罪」のイメージがつきまとう。いわゆるアングラ系の話題として消費されることはあっても、なぜ使用そのものが犯罪とされているのか、その成り立ちが問われる機会は少ない。

しかし歴史を振り返ると、覚醒剤が現在のように犯罪化された過程は、決して一直線ではなかった。取締りの理屈をたどると、そこには使用者の更生や回復をめぐる「空白の議論」が見えてくる。

2026/05/11 02:00

遠山怜

覚醒剤取締法の“厳罰化”が残したもの――「取締り強化のための処罰」に、個人の回復を接続できるか

覚醒剤は、乱用を抑える手段として犯罪化され、やがて社会不安を鎮めるために厳罰化されてきた。
その過程で、使用者は「排除すべき存在」として扱われるようになった。しかし現在、刑事罰は「更生の場」として位置づけられている。罰することで、人は回復できるのか――。

2026/05/13 02:00

遠山怜

「代わりはいくらでもいる」 一人ですべてを抱え込んだ田中聖さんが覚醒剤に頼らざるを得なかった理由

元アイドルグループKAT-TUNのメンバーで、ミュージシャンの田中聖(こうき)さん(38)は今、薬物依存症からの回復を目指して新たな道を歩み始めている。2月15日に収監された田中さんを、Addiction Reportは事前に独占インタビューした。

2024/02/16 02:00

岩永 直子

「痩せる薬」として使い始めた覚醒剤。睡眠薬や向精神薬にも依存していく〜クロスアディクションを抱えた湯浅静香さん(中)

前回は性依存やギャンブル依存について触れたが、湯浅さんには薬物依存もあった。覚醒剤のほかドクターショッピングをしたこともあり、睡眠薬、向精神薬にもはまっていく。マジックマッシュルームやエクスタシーにも触れる機会があった。

2024/10/14 22:00

渋井哲也

「田中聖さんは仲間」…胸を張って、迎えるために 杉田あきひろさんインタビュー【後編】

歌手・ミュージカル俳優の杉田あきひろさんは、同じように薬物をやめられずに苦しんでいる人の「光になりたい」と語ります。

ミュージシャンの田中聖さんも杉田さんの「仲間」です。田中さん、そして悩んでいる人たちに伝えたいこととはーー。

2024/03/20 02:00

吉田 緑

大麻から覚醒剤に進む人はごくわずかで、違法薬物全般に進む人も限定的 「大麻ゲートウェイドラッグ」仮説に一石を投じる国内初の調査結果が論文掲載

大麻を使うと、他のもっと強い薬物に手を染めてしまう——。世間に広く流布されているそんな「大麻ゲートウェイドラッグ」仮説に一石を投じる論文が日本発で論文掲載されました。研究グループに取材しました。

2025/07/08 02:00

岩永 直子