Addiction Report (アディクションレポート)

当事者の記事一覧

「もっと当事者の声を」大阪の依存症対策の現状に怒りも

2030年にカジノの開業を控える大阪府は、毎年5月をギャンブル等依存症問題啓発月間と定め、府民に依存症への関心と理解を深めてもらおうと啓発活動に取り組んでいる。その5月末に開かれた集会での声を、府の担当者は、どう受け止めただろうか。会場には、現状への強い不満があふれていた。

2026/06/12 02:08

前田史郎

「『そうなんだ』が一番難しい」 リストカット当事者から見た“理解の壁”

近年、当事者がSNSなどを通じて、自らの経験や生の声を発信する試みが広がっている。一方で、『当事者の声だけでは、社会の理解につながらないかもしれない』と慎重になっている人もいる。

今回、話を伺った寺田美波さん(仮名・37歳)も、そのひとりだ。

2026/01/22 00:00

遠山怜

大谷翔平選手も巻き込まれたギャンブル依存症の怖さ 当事者や周りはどうしたらいいのか

大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平さんが、違法なスポーツ賭博にハマって多額の借金を作り、大谷選手のお金を借金返済に使ったとしてドジャーズを解雇されたという衝撃的なニュースが飛び込んできました。情報は錯綜していますが、報道されている範囲でギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子が解説し、当事者や周りはどうすべきなのか提言します。

2024/03/21 08:27

田中紀子

「ダメ。ゼッタイ。」広報映像、制作の裏側 ─ 26歳監督が模索した「当事者との約束」

2025年、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動の広報映像に、不思議な温かみを持つ表現が生まれた。

もともとこのスローガンには、「強い言葉による全否定が『薬物を使う人は人間失格』『後戻りできない』という偏見を生み、当事者や家族を社会的に排除・孤立させてしまう」という課題が指摘されてきた。

しかし2025年の広報映像で見られたのは、彼らを遠ざけるような表現とは一線を画す、見る人にそっと寄り添うような変化だ。

手がけたのは、アニメーション作家・まるあかりさん(当時26歳)。

この若き表現者は、一体何者なのか。国の広報という大きな役割の中で何を考え、どのように広報映像を完成させたのだろうか。Addiction Reportは、話を聞いた。

2026/06/21 09:00

山崎 瑠美

若者の声はなぜ届かないのか 「当事者不在」の「ダメ。ゼッタイ。」運動を再考する【前編】

毎年、6月26日は国際薬物乱用・不正取引防止デー。この時期、国内では麻薬・覚せい剤乱用防止センター主導の下、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が全国各地で展開する。当事者不在のまま繰り広げられてきた同キャンペーンは、今まさに岐路に立たされている。

2025/06/22 22:00

遠山怜