Addiction Report (アディクションレポート)

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摂食障害をテーマにした小説を書いた桜井美奈さん「病気だから窃盗をしてしまうのが許されるわけではない」
7月に新刊『盗んで食べて吐いても』(小学館)を刊行した小説家の桜井美奈さん。この作品は摂食障害と窃盗症の当事者になった女性を描いた物語。摂食障害や窃盗症も依存症の一種だ。桜井美奈さんにインタビューを行った。

2025/08/08 02:00

姫野桂

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「痩せることしかできず止められなくなった」摂食障害からアルコール依存症に陥った女性
高校に入ってから摂食障害になり、35kgまで体重が落ちた佐々木さん(仮名)。さらに、大学に入ってからはアルコール依存症にも陥り、急性膵炎で膵臓の三分の二を失ってしまう。なぜ佐々木さんは摂食障害・アルコール依存症に陥ってしまったのか。

2024/12/11 08:00

姫野桂

「他人に迷惑かけたくないから」セルフコントロールとしての自傷を知っていますか
自傷行為を「他人に構ってほしい」「アピール目的」のためにやっていると考えるひとは多い。そうした理解が一般的に広まっている一方、今回話を伺った佐原光さん(仮名)は、発達障害や性別違和感から来る生きづらさを「自己管理」するために自傷行為をはじめたという。「自助」としての自傷行為の存在に迫る。

2024/12/10 08:00

遠山怜

10名のリアルを取材した菊池真理子さんのノンフィクションコミック『うちは「問題」のある家族でした』
ギャンブル依存症、マルチ2世、児童虐待、貧困、DV、きょうだい児、ヤングケアラー、陰謀論、反医療……といった「問題」を抱えた家族。漫画家の菊池真理子さんが10名のリアルを取材した、社会派ノンフィクションコミック『うちは「問題」のある家族でした』(KADOKAWA)から、改めて「家族の問題」を考えた。(ライター:青山ゆみこ)

2024/12/09 02:00

青山 ゆみこ

「診療報酬がついた瞬間からプログラムが死に始める」精神科が人気の診療科になった中で失われたものとは?
『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』(太田出版)の出版を記念し9月18日、代官山蔦屋書店において開催された精神科医・松本俊彦さん、文学研究者・横道誠さん、公認心理士・信田さよ子さんによるトークイベント。2回目は近年の精神科医の変容や精神医療をめぐる様々な諸課題について。

2024/11/29 02:30

千葉 雄登

アディクション業界が“沈滞化”? 信田さよ子さんの意外な過去の「アディクション」も明らかに…
『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』(太田出版)の出版を記念し9月18日、代官山蔦屋書店において著者で精神科医の松本俊彦さんと、同じく著者で文学研究者の横道誠さん、そして公認心理士の信田さよ子さんによるトークイベントが開催された。トークの様子を2回にわたってお届けする。

2024/11/28 02:30

千葉 雄登

摂食障害、ウツ、処方薬依存……。精神科に通い続けると同時に仲間がいたという、石田月美さんの20年。
前著『ウツ婚!!』(晶文社)では、ウツ病の当事者として「死にたい私が生き延びるための婚活」実践メソッドを、ユーモアたっぷりの文章で届けてきた石田月美さん。それから3年半が経ち、40歳となった彼女が、2024年夏に上梓したのが『まだ、うまく眠れない』(文藝春秋)。Addiction Reportでは、本書でも語られる「依存症」との関わりを、改めてお聞きすることにした。

2024/11/27 03:00

青山 ゆみこ