Addiction Report (アディクションレポート)

イベントの記事一覧

「逮捕では解決できない」 米オハイオ州公安局と民間団体が大手スーパーなどで依存症の回復支援イベントを開催

「ダメ。ゼッタイ。」でおなじみのキャンペーンが日本で行われる中、アメリカでは公安局や警察、社会福祉サービス、民間サービス事業者、医療関係者が手を取り、依存症からの回復にむけてあらゆる障壁を取り除くためのイベントが開催されている。


その一つが、米オハイオ州の「オペレーション・ブリッジ(Operation BRIDGE。正式名称はBridging Recovery and Interdiction Data Gathering Enforcement)」だ。

2024/07/30 02:00

山崎 瑠美

機能不全家族で育った3人+精神科医 それぞれが考える「依存症」の境界線

機能不全家族で育った大学教員、漫画家、アダルトビデオ監督の共著『「ほどよく」なんて生きられない』の出版イベントが2025年6月に開催された。

アルコール依存症、アダルトチルドレン、性被害、性依存など、あらゆる依存症とトラウマを、当事者目線から赤裸々に語った出版イベントの様子をお届けする。

2025/07/16 02:18

宮崎まきこ

みんな何かに依存しながら生きている。人間は、「ほどよく」なんて生きられない。

アルコール依存症の大学教員・横道誠氏、アダルトチルドレンの漫画家・菊池真理子氏、性依存症のAV監督・二村ヒトシ氏。個性豊かな3人が共同で出版した書籍『「ほどよく」なんて生きられない』。著者3人に依存症専門医の松本俊彦医師を加えた出版記念イベントが、下北沢の本屋B&Bで行われた。

2025/07/17 02:04

宮崎まきこ

当事者が適切な相談先に繋がることが大事「依存症の理解を深めるためのトーク&音楽ライブイベント みんなで考えよう依存症のこと」イベントレポート

2月26日、都内で厚生労働省主催の「依存症の理解を深めるためのトーク&音楽イベント みんなで考えよう依存症のこと」が開催された。依存症当事者である著名人を迎えてのトーク&音楽ライブの模様をお届けする。

2025/02/28 02:00

姫野桂

日本にもリカバリーカルチャーを 依存症への理解を広げるキャンペーン「I'm an ADDICT」を先行公開

日本にも依存症に対するリカバリーカルチャーが生まれることを願って、依存症への理解を広げるためのキャンペーン「I'm an ADDICT」が始まります。クリエイティブ・ディレクターの橋島康祐さんと撮影を担当したカメラマン、後藤勝さん(58)にインタビューしました。

2025/02/03 02:01

岩永 直子

【衝撃作】落語「シャブ浜」はなぜ生まれたのか? 〜立川談笑が描く依存症のリアル〜

2025年3月6日、「やめられない、こころの噺。」依存症を考える落語会&トークショー(共催:ラルテ、(公)ギャンブル依存症問題を考える会)渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール(東京都)で開催された。

このイベントで披露された立川談笑さんの創作落語「シャブ浜」について、終演後のトークショーでは、談笑さんがこの作品を創るに至った背景や、取材の過程、さらには師匠・立川談志さんからこの演目を禁じられたエピソードなどを語った。

2025/04/19 02:10

山崎 瑠美

エンタメを通じて知る依存症ーー落語家と語る「やめられない心」

「(依存症の啓発を)いわゆるエンタメの世界の人から寄り添ってもらうんじゃなくて、エンタメの世界にいかに歩み寄るかっていう新しいチャレンジに面白さを感じた。今後が楽しみ」

そう語るのは、依存症問題の啓発に取り組む俳優の高知東生さんだ。

高知さんはかつて薬物での逮捕をきっかけにメディアで叩かれ続けたことで「外に出てくのがすごく怖くなった」という経験を持つ。

2025年3月6日に東京都渋谷区で開催された「やめられない、こころの噺。」依存症を考える落語会&トークショー(共催:ラルテ、(公)ギャンブル依存症問題を考える会)の終演後、高知さんは「外に出ていくこと」の楽しさを実感していた。

2025/04/18 00:24

山崎 瑠美